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大野一雄モダン・ダンス公演 老人と海|第一生命ホールKazuo Ohno Modern Dance Recital: The Old Man and the Sea | Daiichi Seimei Hall

大野一雄モダン・ダンス公演  老人と海|第一生命ホール

1959年4月に開催された大野一雄の第5回目のモダンダンス公演。ヘミングウェイ作『老人と海』を題材にした群舞の他に、群舞<太陽と屋根>と大野一雄のソロ小品3作が上演された。群舞作品には一雄の長男である大野幸人、次男の大野慶人が出演し、<老人と海>の舞台監督を土方巽が務めた。大野一雄がヘミングウェイに宛てた手紙の草稿によると、公演は1958年11月23日を計画していたが、資金的な問題があったこと、それまでに作品が完成しなかったことで1959年4月の開催となったことが伺われる。プログラムや<老人と海>の台本、写真、録音テープなど様々な資料が残されている。
また、プログラムには「この公演を故乾直惠氏にささぐ」とある。乾直惠は『肋骨と蝶』(1932年刊)などの詩集がある詩人で、1958年1月に死去していた。
この公演のひと月後に土方巽が大野慶人を共演者に迎え<禁色>を発表した。

<プログラム>
1 太陽と屋根
2 ベラフォンテとサルバドルによる小品(大野一雄ソロ)
  A 親切な神様
  B 鳩
  C 靴
3 老人と海 プロローグ、エピローグと3章
  プロローグ
  第1章 ラ・マル(海)
  第2章 ジュエゴ(試合)
  第3章 ガラノー(鮫)
  エピローグ

基本情報

資料ID
PFM20
タイトル
大野一雄モダン・ダンス公演 老人と海|第一生命ホール
会場名
第一生命ホール
都市名・国名
東京、日本
開催期間
1959年4月25日
出演者・スタッフ
出演
小林信次 / Shinji Kobayashi, 藤井邦彦 / Kunihiko Fujii, 大野幸人 / Yukito Ohno, 大野慶人 / Yoshito Ohno, 矢向任子 / Toko Yakoh, 青木則子 / Noriko Aoki, 大野一雄 / Kazuo Ohno, 他 / others
演出
池宮信夫 / Nobuo Ikemiya
音楽
安田収吾 / Shugo Yasuda
音響
高橋鶴夫 / Tsuruo Takahashi
照明
根本好章 / Yoshiaki Nemoto
美術
飯塚八朗 / Hachiro Iizuka

上演データ

  • 1959年4月25日 13:30

    チラシ、プログラム、写真あり
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