こと

  • 作品

お膳または胎児の夢Ozen (also known as Dream of a Fetus)

お膳または胎児の夢

1980年、ナンシー国際演劇祭にて初演。大野一雄舞踏研究所に通う研究生4人と大野一雄が踊る群舞作品。ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館の庭でも上演されたが、日本での公的な上演はなかった。
「お膳」は大野一雄の作品に繰り返し出てくる重要なモチーフであり、大野一雄は「人間には生まれながらにしてそれぞれ用意されているお膳というものがある」と言っている(大野一雄のエッセイ「イエスの招き」より)。
1977年に上演された<ラ・アルヘンティーナ頌>は元々研究生との群舞として構想され、ソロ作品として結実したが、その時の構想が実を結んだのが本作品である。

ナンシー国際演劇祭のプログラムには、配役が次のように掲載されている:
 胎児・馬:大野一雄
 死神:池部篤治
 太陽:中村森綱、秀島実
 太陽を生む狂女、胎児の母:上杉貢代

<関連>
テキスト「イエスの招き」:<わたしのお母さん>初演プログラムに掲載されている(わたしのお母さん|第一生命ホール PNT16)

基本情報

資料ID
WKS7
作品タイトル
お膳または胎児の夢
作品種別
舞踏
制作/公開年
1980年
初演会場
ポワレル劇場 / ナンシー、フランス
出演者・スタッフ(初演)
出演
大野一雄 / Kazuo Ohno, 上杉満代 / Mitsuyo Uesugi, 池部篤治 / Tokuji Ikebe, 中村森綱 / Moritsuna Nakamura, 秀島実 / Minoru Hideshima

上演履歴

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