こと

  • 公演

お膳|ポワレル劇場Ozen | Salle Poirel

お膳|ポワレル劇場

1977年に<ラ・アルヘンチーナ頌>のために構想されていた群舞が、大野一雄舞踏研究所の研究生と共に踊る<お膳または胎児の夢>として甦り、<ラ・アルヘンチーナ頌>と日替わりでナンシー国際演劇祭で上演された。

ツアーに同行し照明を担った澤玲郁子の報告によると、ポワレル劇場はナンシー駅から数分のところにある約百年前に建てられた古い劇場。通常はコンサートに使用され、天使の舞うステンドグラスの天蓋と、舞台正面の壁を形成する巨大なパイプオルガンがある美しい劇場だった(「ヨーロッパへ還った大野一雄」ダンス・ワークvol.28所収)。

同劇場では笠井叡のソロ公演も上演された。

<関連>
ポワレル劇場で上演された<ラ・アルヘンチーナ頌>: ラ・アルヘンチーナ頌|ポワレル劇場 (PFM78)
21日夜中の公演の数時間前に行われた教会公演:イエスの招き|サン・フィアック教会 (PFM80)
ナンシー国際演劇祭プログラム:配役が掲載されている (PNT10)

基本情報

資料ID
PFM79
タイトル
お膳|ポワレル劇場
会場名
ポワレル劇場 (Salle Poirel)
都市名・国名
ナンシー、フランス
開催期間
1980年5月16日 - 1980年5月20日
その他開催概要
第14回ナンシー国際演劇祭にて。
「ラ・アルヘンチーナ頌」との日替わり公演で、16日、18日、21日(20日の真夜中)に上演。
出演者・スタッフ
出演
大野一雄 / Kazuo Ohno, 上杉満代 / Mitsuyo Uesugi, 池部篤治 / Tokuji Ikebe, 中村森綱 / Moritsuna Nakamura, 秀島実 / Minoru Hideshima
音響
栗原豊 / Yutaka Kurihara
照明
澤玲郁子 / Reiko Sawa

上演データ

  • 1980年5月16日 20:30

  • 1980年5月18日 17:00

  • 1980年5月21日 1:00

    この公演の数時間前、5月20日の20:30-21:30に大野一雄はサン・フィアック教会にて「イエスの招き」を踊っている。
戻る