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O氏の死者の書Mr O’s Book of The Dead

O氏の死者の書

ドキュメンタリー映像作家長野千秋と大野一雄が製作した16ミリ映画三作品の第三作。「O氏」は大野一雄を指す。1973年から撮影を開始し、1976年に完成、公開。3作品中唯一のカラー作品、88分。高井富子、上杉満代、ほか多くの研究生も参加した。撮影は北海道支笏湖、会津若松、大山阿夫利神社(神奈川県)、洋光台養豚場(横浜市)などで行われた。
長野監督はインタビューの中で「死ぬということは同時に甦ること」であり「私達のひとつの死であり、新しいところへの出発点の映画だというふうに位置づけられた」と語っている(長野千秋インタビューより)。

プログラムが制作されている。種村季弘、金井美恵子、巖谷國士等が寄稿。プログラム解題に、「死者も又夢を見る それは生者の遂に見出し得なかった 現代の神話の世界である」と述べられている。

基本情報

資料ID
WKS4
作品タイトル
O氏の死者の書
作品種別
映像
制作/公開年
1976年
出演者・スタッフ(初演)
出演
大野一雄 / Kazuo Ohno, 上杉満代 / Mitsuyo Uesugi, 中村森綱 / Moritsuna Nakamura, 小野寺あつこ / Atsuko Onodera, 加藤啓 / Kei Kato, 秀島実 / Minoru Hideshima, 高井富子 / Tomiko Takai, 他 / others

上演履歴

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