こと
- 公演
白蓮|TOKYO FMホールWhite Lotus | TOKYO FM Hall
1992年2月から3月にかけてTOKYO FMホールで行われた「TOKYO DANCE SCENERY」(主催・企画・制作:TOKYO FM、アンクリエイティブ)は、「90年代、もっとも注目されるダンスパフォーマンス」を7組紹介、そのうちのひとつが大野一雄の「白蓮」だった。同イベントには、他に木佐貫邦子や米井澄江、宇野萬なども参加した。
チラシでは「大野一雄舞踏公演ソロ作品集」となっているが、大野慶人、三宅榛名等も共演している。
作曲と演奏を担当した三宅榛名は、そのエッセイ「凝縮の様式ー大野一雄のおどり」(「現代詩手帖」1992年6月号)の中でこの公演でいろいろの演奏を試し、感じたことを次のように書いている。
「突然に空間が静止するような演奏とか、垂直に降りてとどまらない音の形とか、収縮し、次には伸びて行く時間とか。しかし、この踊り手は先になり、後になり、音の中をどこまでもしあわせそうに共存し、人生の時間を過す。こんなおかしな舞踏家とはもう、なかなか出会えないだろう、とピアノを弾きながら思った。」
基本情報
- 資料ID
- PFM295
- タイトル
- 白蓮|TOKYO FMホール
- 会場名
- TOKYO FMホール
- 都市名・国名
- 東京、日本
- 開催期間
- 1992年3月11日 - 1992年3月13日
- その他開催概要
- ピアノ:三宅榛名 / コントラバス:溝入敬三(11日・13日) / ハーモニカ:崎元譲(12日)
- 出演者・スタッフ
- 演奏
- 三宅榛名 / Haruna Miyake, 溝入敬三 / Keizo Mizoiri, 崎元譲 / Jo Sakimoto
- 音楽
- 三宅榛名 / Haruna Miyake
- 音響
- 坂井利徳 / Toshinori Sakai, 中沢英二 / Eiji Nakazawa, 大野慶人 / Yoshito Ohno
- 照明
- 杉浦弘行 / Hiroyuki Sugiura, 溝端俊夫 / Toshio Mizohata
- 舞台監督
- 大川裕 / Hiroshi Ookawa
- スタッフ
- 中村森綱 / Moritsuna Nakamura, ヨリ・ラン / Yori Ran
上演作品
上演データ
1992年3月11日 19:00
- ピアノ:三宅榛名 / コントラバス:溝入敬三
1992年3月12日 19:00
- ピアノ:三宅榛名 / ハーモニカ:崎元譲
1992年3月13日 19:00
- ピアノ:三宅榛名 / コントラバス:溝入敬三