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O氏の曼陀羅Mandala of Mr.O

O氏の曼陀羅

ドキュメンタリー映像作家長野千秋と大野一雄が製作した16ミリ映画三作品の第二作。1971年公開、モノクロ、120分。「O氏」とは大野一雄のこと。大野一雄の元で踊りを学んでいた研究生3人も出演した。
長野監督の回想によれば、2作目は1作目よりももっと大野一雄の内面に迫るものを撮ろうという意図で撮影が開始されたという。群馬県沼田市迦葉山、東京湾の無人島猿島など、設定された場所へ大野一雄が赴き、そこで触発されて大野一雄が踊り出したのを長野が撮る、ということが積み重ねられ、大野一雄の曼陀羅世界として編集された(長野千秋インタビューより)。

プログラムの装丁は谷川晃一、寄稿は四谷シモン、加藤郁乎、土方巽など。プログラムの解題によれば、「これは日本のとある一つの家にまつわるやさしくて残酷な夢と記憶の物語である」。

基本情報

資料ID
WKS3
作品タイトル
O氏の曼陀羅
作品種別
映像
制作/公開年
1971年
出演者・スタッフ(初演)
出演
大野一雄 / Kazuo Ohno, 加藤啓 / Kei Kato, 中村森綱 / Moritsuna Nakamura, 小野寺あつこ / Atsuko Onodera

上演履歴

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