こと

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天道 地道Tendō Chidō

天道 地道

1995年、慶應義塾大学日吉キャンパス第六校舎623教室で初演。慶應義塾大学の入学記念行事の一環として上演された。初演時は劇場での上演を意図しては制作されていなかったが、その後改定を経て国内外で上演される作品となった。演出は大野慶人。
大野一雄は江戸時代の絵師、曾我蕭白に心奪われ、この作品以前にも蕭白の絵から想を得た場面を踊ることがあったが、<天道 地道>はより多く蕭白の絵をモチーフとして取り入れている。
舞台空間は劇場の床や壁がむき出しにみえ、意図的にまったく何もない。1997年以降では、開場時から黒々とした岩のような塊が置かれ、その塊をスペイン出身の弟子、ジョアン・ソレルが担った。

主な構成(1998年宮崎公演より):
ー柳下鬼女図
ー石橋図
ー寒山拾得図
ー狂女図
ー宇宙のからだ
ー土方巽 舞踏譜
ー父の忌にあやめの橋をわたりけり(永田耕衣)

基本情報

資料ID
WKS12
作品タイトル
天道 地道
作品種別
舞踏
制作/公開年
1995年
初演会場
慶應義塾大学日吉キャンパス第六校舎623教室(横浜)

上演履歴

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