プロジェクト

出版

 『T.R.U.2020-2021 半分まぼろし 東京アンダーグラウンド』 

「TOKYO REAL UNDERGROUND」の記録をまとめた書籍を刊行します。「TOKYO REAL UNDERGROUND」は、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京の主催によるTokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13の一つとして2021年4月から8月に開催された、舞踏をテーマにするフェスティバルです。当初、東京の地下空間での開催を企画しましたが、多くのイベントをコロナの状況に対応したオンラインプログラムとして開催しました。本書では、展示、パフォーマンス、トークの各イベント詳細をテキストと写真で解説、書き下ろしエッセイや用語解説なども加え、長期間にわたり多彩に展開されたイベントの全体像を把握できる構成になっています。

書籍情報

『T.R.U.2020-2021 半分まぼろし 東京アンダーグラウンド』

A4変形 144ページ 並製 フルカラー 日英完全バイリンガル
発行 有限会社かんた

寄稿 乗越たかお 中島直人  
英訳 舞バーンズ
編集 カワイイファクトリー ダンスアーカイヴ構想  
デザイン ヤング荘
税込み価格 2200円  

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 舞踏の歴史を「出来事ロジー」の視点から追跡し好評を博したオンライン展示作品「舞踏出来事ロジー」更新版をイラスト付きで全掲載しています。近年の最新状況については、乗越たかおのエッセイ「『ポスト舞踏』のその先へ」でわかりやすく解説します。
 また、東京の地下空間についての書き下ろし論考、中島直人「東京の近代化のフロンティアとしての地下空間」を掲載、大都市東京の地下の歴史を一望します。イベントに使えなかった空間も紹介し、実現に至らず「半分まぼろし」となった企画の一端を伝えます。2021年の状況で行われた舞台芸術活動のリアルな記録としてぜひご一読下さい。

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