こと

1951年11月に開催された大野一雄現代舞踊第3回公演の第一部で上演された群舞作品。
プログラムからドビュッシーの曲が使われていたことがわかるが、写真などの資料は残っていず、プログラムのテキストから内容を想像するしかない。この作品には配役名がない。

＜構成：プログラムより＞
A　ノクターン　
　　プリズムを通して観た海の夜曲
B　海の回廊
　　海の回廊を静かに歩ゆむ魂のやすらぎと光の投影によって生ずる不安と空虚
C　展望
　　帆ゆらぎかもめ飛び交う港の展望

＜出演者＞
野澤壽々子、伊藤淸子、橋本フニ、袴田聖子、小林信次、谷口文子、梶ケ谷道江、宮本典子、山本惠子、石塚曙美、矢向任子、岩本洋子、浅岡雅子、稲積斐子、藤井邦彦、大野一雄