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高島史於Foumio Takashima

写真家。1968年、日本大学芸術学部写真学科3年の時、笠井叡独舞公演<稚児之草子>を撮影し、写真家として歩みだす。1969年には大野慶人の初のソロ公演を撮影。現在に至るまで踊りを中心に舞台を撮り続け、マース・カニンガム、ピナ・バウシュ、メレディス・モンク、ジョン・ケージ、大野一雄、大野慶人、岩名雅記、高橋アキ、一柳慧、ブランカ・リ、石井眞木、吉原すみれ、浜田剛爾など多くのアーティストを撮影している。また海外のダンスや音楽フェスティバルなども撮影、旅行雑誌などの海外取材は155回を数える。1991年から8年間ジャマイカに通い、ボブ・マーリィ夫人のリタ・マーリィらレゲエミュージシャン100人とフォトセッションを行った。日本舞台写真家協会会員、日本ベトナム友好協会常任理事。

基本情報

資料ID
PER112
生誕
1948年 東京
職業
写真家

略歴

1966年 日本大学芸術学部写真学科入学
1968年 写真作家集団「状況の眼」を設立。アーティスト集団「ドゥーハウス」を設立し大学を中退。渋谷で小劇場「スペース・ラブ・ヘアー」を運営
1969年 大野慶人DANCE EXPERIENCEの会を撮影
1975年 ナンシー演劇祭、レンヌ伝統演劇祭などを取材し、雑誌に発表
1983年 ドイツ人演出家ヴォルフラム・メーリングと写真集『マスク・ブリューレ』を出版(セザール・ランシリオ社刊)
1988年 「日本舞台写真家協会」設立に参加
1991年~97年 毎年ジャマイカに通い、ボブ・マーリィ夫人リタをはじめ、アイ・スリーなど多くのレゲエ・アーティストとフォトセッションを行う。写真はCDジャケットやコンサート・ポスターなどに使われ、雑誌に発表
1994年~ 海外取材に取り組む。写真とテキストで誌面を構成し、各国の人々の生活と自然をテーマとして、JALエグゼクティブクラス機内誌「アゴラ」等の雑誌に発表
1996年~ ギャラリー、マキイマサル・ファインアーツをプロデュース
2012年 写真展「3×20の旅 ベトナム縦断63日間、バックパッカーの旅」開催(於:新宿エプサイト)

2018年 高島史於写真50周年展「I Shot Jamaica」ストライプハウス・ギャラリー
2019年 写真集『舞&禅』(舞:畑中稔)を出版((株)じゃこめてい出版刊)
2023年 写真展「舞を踏む」(於:OM SYSTEM GALLERY)

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