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池上直哉Naoya Ikegami

写真家。1977年、大野一雄の代表作<ラ・アルヘンチーナ頌>初演を撮影して以来、大野一雄・大野慶人の晩年に至るまで多くの公演を撮り続けた。数々の印象的な写真が世界各国の新聞・雑誌記事を飾ってきたが、とりわけ、大野一雄を敬愛する音楽家のアントニー(2014年にアノーニと改名)が大野一雄に捧げたアルバム「ザ・クライング・ライト」のジャケットが有名である。2000年には大野一雄写真展を横浜とパリにて同時開催。大野一雄が100歳を迎えた2006年、大野一雄誕生100年祭・舞踏家大野一雄写真展「秘する肉体(からだ)」を企画・製作。コニカミノルタで開催された同展は述べ1万6千人の動員し、福島・横浜・上海・ デュッセルドルフ・ブッパタールを巡回した。日本舞台写真家協会会員、(公社)日本写真家協会会員。

基本情報

資料ID
PER10
生誕
1954年 東京
職業
写真家

略歴

日本大学芸術学部写真学科在学中より舞台写真を撮り始める

1977年 23歳の時、大野一雄舞踏公演「ラ・アルヘンチーナ頌」初演を撮影

1980年 『炎の舞姫―長嶺ヤス子写真集』(東出版)刊行

1988年 「日本舞台写真家協会」設立に参加

2000年 池上直哉写真展「舞踏家・大野一雄の軌跡1977-2000」横浜・パリ同時開催

池上直哉CD-ROMブック「魂」大野一雄1977-1999 (artsupply)刊行

2006年 舞踏家大野一雄写真展「秘する肉体(からだ)」を企画・製作

2007年 『アールデュタン―ラダンスコントラステ写真集』(アトリエサード)刊行

2009年 アントニー&ザ・ジョンソンズのLPとCD「クライング・ライト」に1977年の<ラ・アルヘンチーナ頌>の写真が使用される

2014年 池上直哉 「SYNCHRONICITY」展開催(於:スプラウト・キュレーション)

2018年 アートフェア東京2018 AFT2018プロジェクツに出品(於:東京フォーラム)

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