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大野一雄舞踏研究所Kazuo Ohno Dance Studio

大野一雄舞踏研究所

 大野一雄舞踏研究所は、1949年、大野一雄が最初のリサイタルを持った年に大野一雄舞踊研究所として設立され、大野一雄現代舞踊第一回公演を主催した。実際の稽古は、大野一雄が教員として勤めていた、捜真女学校の放課後の体育館で行われた。1961年、現在の研究所が横浜市保土ヶ谷区の自宅に隣接して建てられ、日常の稽古と制作活動を行う拠点ができた。床面積99平米、混建築平屋建て、白塗りの壁と天井。床板と窓枠には、捜真女学校の取り壊した建物の廃材を使った。その後、1983年夏に床全面を張り替え、現在に至っている。

 大野一雄舞踏研究所は、設立以来、大野一雄、大野慶人と多くの舞踏家、芸術家が集い、研究し実践する場として、数々の作品を生み出すと同時に、公演、ワークショップ、出版などの事業主体となって創作活動の基盤を担うことにより、世界の文化の振興と交流発展に寄与してきた。

基本情報

資料ID
ORG1
設立
1949年
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