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市川雅Miyabi Ichikawa

舞踊評論家。本名・雅章。高校生の時に、サッカー部に在籍しながら近所のバレエ教室に通う。1960年代初頭、早稲田大学大学院生の時に舞踊評論を書き始める。海外の舞踊状況を日本へ紹介し、大野一雄、厚木凡人、花柳茂香など日本の舞踊を海外へ紹介した。1980年の大野一雄の海外デビューツアーに同行。舞踊批評だけでなく、フェスティバルの企画・開催などにも尽力した。

基本情報

資料ID
PER8
生誕
1937年1月15日
死没
1997年2月10日
職業
評論家
国籍
日本

略歴

1962年 早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了

1966年 68年12月までニューヨークへ遊学

1970年 早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学

1971年 「現代舞踊の異形展」を企画。笠井叡・大野一雄出演<丘の麓>が上演された。同年、『ニジンスキーの手記』(現代思潮社)を翻訳出版

1976年 「舞踊学会」創設に世話人として奔走、第一回舞踊学会開催。大野一雄が制作した映画<O氏の死者の書>のプログラムに「ヘルムアフロディテの疾走」を寄稿

1978年 インド自転車旅行

1980年 大野一雄ヨーロッパ公演に同行、アサヒグラフなどにツアーの様子をレポートする

1981年 大野一雄アメリカ公演に同行

1984年 第一回「ADF(アメリカン・ダンス・フェスティバル)東京」開催

1989年 国際交流基金研究員としてドイツ滞在

1993年 「JADE’93」の運営委員長を務める。JADE(アジア国際舞踊会議)は東京と秋田で開催され、大野一雄・大野慶人も参加した

1997年 死去、享年60歳

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